report 活動報告
大阪万博で子ども流鏑馬のお披露目がありました
電車を乗り継いでやって来ました「夢洲駅」
初めての「大阪万博」に向かっています。

今日は美多彌神社 流鏑馬保存会が行っている、「子ども流鏑馬礼法講習会」の昨年度卒業生が、大阪万博で演舞の発表を行います。
これまでは 神社の境内や流鏑馬祭りでお披露目をすることはありましたが、こんな大舞台で発表するのは初めての経験です。
私はただ見に行くだけなので会場に入る前からドキドキします。
待たない万博の入場予約は午前10時、9時前には到着しましたが、既に9時入場の行列が出来ていて、実際に入れたのは11時近くになりました。

まだ時間に余裕があるので、発表会場の位置だけ確認して万博会場をぶらぶら。

さて、今回の発表は小笠原流だけのイベントではなく、「伝統文化未来共創Project」に関わる文化・芸術、武道の関係団体が6月3日から6月8日にかけて、交代で発表するイベントの一部として行われます。
<詳細はこちらのHPをご覧ください(伝統文化未来共創ProjectのHPにリンクします)>
会場は大阪万博のポップアップステージ 南、時間は15:00~16:00
開始時間が近づくにつれ、見学の方が少しづつ増えていき、開会時間の頃には立見が出るくらいになりました。
木馬を舞台に置き、的を立て、体験用の備品をセットして準備完了。
開会を待つ出演者の皆さんの引き締まった顔が印象的です。
見ている方も緊張します。

開会して、まずは弓馬術礼法小笠原流三十一世宗家嫡男 小笠原 清基先生から、流鏑馬に関する歴史や現在の活動や現状についての解説があり、その後、いつも子ども流鏑馬で練習を見てくださっている先生の木馬による演武があり、続いて子ども流鏑馬の卒業生二名による演武が行われました。

前回の発表から、数回練習を重ねてはいましたが、子ども達のすごく成長した姿を見ることができました。
その後は観覧者さんに流鏑馬を体験してもらう時間となり、VRによる射手の疑似体験、木馬に乗ってもらったり、弓を引いたり、兜をかぶったり実際に使用する道具に触れて体験の方は驚いたり、笑顔になったり皆さん楽しいひと時を過ごしていました。
その間にも、若先生からは伝統文化を未来へどうやって継承していくかというテーマについて話をしてくださいました。
その中で一番うれしかったのが、私たちの行っている「子ども流鏑馬礼法講習会」をあげて下さり、さらに来年三月に行う予定の「第四回 美多彌神社流鏑馬祭り」のことにも触れて下さいました。
今回のイベントを通じて、少しでも多くの方に私たちの事を知っていただく機会を作って下さったことに関係各所の皆様に感謝です。
